「ETCカードを社員に渡しているけど、プライベートで使われていないか不安…」 「もしも不正利用されたら、会社にどんなリスクがあるんだろう?」
法人向けのETCカードは、高速料金の経費精算を効率化し、コストを削減するための非常に便利なツールです。しかし、管理を怠ると私的利用や盗難による不正利用のリスクが伴い、会社の信用や財務に大きなダメージを与える可能性があります。
この記事では、法人ETCカードの不正利用を防ぐための具体的なセキュリティ対策と、効果的な経費管理の方法を徹底解説します。会社の大切な財産を守り、安心してETCカードを運用するためのヒントがここにあります。
法人ETCカード不正利用の3つのリスク
不正利用対策を講じる前に、まずどのようなリスクがあるのかを理解しておきましょう。
- 経費の無駄遣い:
- 最も身近なリスクです。社員が会社のETCカードを私用で使い、本来経費として計上されないはずの高速料金が請求されてしまいます。
- 会社の信用失墜:
- 不正が発覚した場合、社内の規律が緩んでいると見なされ、社員の不正行為を放置したとして会社の信用が損なわれる可能性があります。
- 財務上の損失:
- 盗難や紛失による不正利用が発生した場合、利用が止められるまでの間の高額な請求を会社が負担することになります。
不正利用を防ぐ!4つの実践的なセキュリティ対策
不正利用を未然に防ぎ、万が一の事態に備えるための具体的な対策を4つご紹介します。
対策1:カード利用ルールの徹底と定期的な啓発
- 利用規約の明確化:
- ETCカードの利用は「業務上の目的のみ」に限ることを、就業規則や社内規定で明確に定めます。
- 利用範囲の周知:
- 「出張先での給油」や「レンタカー利用時」など、業務上の具体的な利用範囲を周知徹底します。
- 罰則規定の明確化:
- 不正利用が発覚した場合の罰則(給与からの天引き、懲戒処分など)を明確にすることで、抑止力となります。
対策2:利用履歴の定期的なチェック
- ETC利用照会サービスの活用:
- ETC利用照会サービスに登録することで、過去15か月分の利用履歴をウェブサイトで確認できます。このサービスを利用して、月に一度は利用明細をチェックする習慣をつけましょう。
- チェックポイント:
- 利用日時: 休日や深夜の利用がないか
- 利用区間: 業務ルートから大きく外れた区間での利用がないか
- ETC利用照会サービスについて詳しくはこちら:[リンクを貼る:ETC利用照会サービス記事URL]
対策3:カードの厳重な管理
- 貸与・返却ルールの徹底:
- カードは「貸与台帳」で管理し、利用後は速やかに担当部署へ返却するルールを定めます。
- 施錠できる場所での保管:
- 使用しないETCカードは、鍵付きのキャビネットや金庫など、厳重な場所で保管します。
対策4:万が一の対応マニュアルを整備
- 紛失・盗難時の連絡体制:
- カードの紛失や盗難に気づいた際の連絡先(カード会社、担当部署)と、報告手順をマニュアル化しておきます。
- 速やかな停止措置:
- 不正利用の兆候やカード紛失の報告があった場合は、すぐにカード会社に連絡し、利用停止措置をとります。
法人ETCカードの種類別!管理のポイント
法人向けのETCカードには、主に3つの種類があります。それぞれ管理のポイントが異なります。
- 【高速道路会社発行型】ETCコーポレートカード:
- 車両ごとにカードが発行されるため、どの車両のカードが使われたかが明確です。車両管理と紐づけやすいのがメリットです。
- 【組合・団体発行型】ETC協同組合カード:
- 法人名義で複数枚のカードを発行できるため、社員ごとにカードを割り当て、管理しやすくなります。
- 【クレジットカード会社発行型】法人ETCカード:
- ETCカードの利用明細と、クレジットカードの利用明細が紐づくため、経費管理が一元化しやすいです。
法人ETCカードの種類と選び方について詳しくはこちら:【法人必見!】高速料金を劇的に削減!協同組合ETCカードはあなたのビジネスの切り札!
まとめ:法人ETCカードは「運用」で差がつく
ETCカードの不正利用は、会社にとって見過ごせないリスクです。しかし、厳格なルールを定め、利用履歴を定期的にチェックするなどの運用を徹底することで、このリスクを大幅に軽減できます。
この記事を参考に、あなたの会社のETCカード管理体制を見直し、安心してコスト削減を進めていきましょう。
コメント