「サービスエリア(SA)に行ったら、充電器が埋まっていた…」 「次の充電スポットがどこか、安心して把握したい…」
電気自動車(EV)で長距離ドライブをする際、充電スポットの事前確認は最も重要なタスクです。単に場所を知るだけでなく、リアルタイムの混雑状況を知ることが、充電待ちによる時間のロスや、電欠のリスクを防ぐために不可欠です。
この記事では、EVドライバーが高速道路上の充電スポットを確実かつ賢く探すための、3つの公式な情報源とアプリ活用法を徹底解説します。
公式サイトで「場所」と「設備」を確認する
ドライブの計画段階で、ルート上の充電スポットの有無と設備状況を確認する際は、NEXCO各社の公式情報が最も信頼できます。
🔹 NEXCO各社のEV急速充電器設置箇所一覧
NEXCO各社の公式サイトでは、EV急速充電器が設置されているSA・PAの一覧、設置台数、最大出力(kW数)などの基本情報が確認できます。
| NEXCO別 | 確認先URL |
| NEXCO東日本 | NEXCO東日本 ドラぷら(EV急速充電スタンド) |
| NEXCO中日本 | NEXCO中日本 ドライバーズサイト(EV急速充電スタンド) |
| NEXCO西日本 | NEXCO西日本 (給電スタンド) |
🔹 e-Mobility Powerの充電スポット検索(全国ネットワーク)
全国の充電スポットを網羅している国内最大の充電ネットワークの検索サービスです。
- 確認先: e-Mobility Power 充電スポット検索サービス(※こちらからマップ検索に進めます)
専用アプリで「リアルタイムの空き情報」を確認する(最重要)
充電スポットを探す上で最も重要なのは、「今、誰かが使っていないか」というリアルタイム情報です。
🔹 公式アプリ:「高速充電なび」などの専用アプリ
高速道路各社も推奨する、EV充電スポット検索に特化したアプリです。
- 特徴: 高速道路上の充電スポットに特化しており、リアルタイムの利用状況(満空情報)を簡単に確認できます。
- 入手先例: アプリストアで「高速充電なび」と検索(※お使いのスマホに合わせてApp StoreまたはGoogle Playで検索してください)
ETC2.0対応カーナビで「ルート」上の情報を活用する
ETC2.0対応のカーナビゲーションシステム(対応機種に限る)を使っている場合、リアルタイムの交通情報と連動した情報が得られます。
- 活用例: 目的地までの電池残量を予測し、残量が少なくなると予測される地点付近の充電スポットを自動で検索し、ルートに組み込む機能を持つカーナビもあります。
- ETC2.0について詳しくはこちら:
【法人経営者必見】ETC車載器2.0は「経費」以上の投資?1.0との違い・メリット・費用対効果を徹底解説
まとめ:リアルタイム情報とETCの連携が鍵
EVでの高速道路ドライブは、「事前調査」と「リアルタイム情報」が命です。
専用アプリで空き状況を確認し、ETC2.0の渋滞回避や一時退出サービスを組み合わせることで、充電待ちのストレスから解放され、快適で効率的なドライブを実現できます。



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